施設への転職を成功させるにはどうしたらいい?
職場選びの基準ってどうなのかな?
こんなふうにお悩みの看護師さんに向けて記事を書きました。
私は約4年前に病院から有料老人ホームに転職しました。
施設看護師への転職を成功させるコツとポイントをお伝えします。
記事作成のきっかけ
・私が転職先を探す過程で思考錯誤した経験
・看護師仲間の転職体験
きっとお役に立てますよ!
・転職先に求める条件を明らかにする
・条件に合う施設かどうかの情報収集をする
・転職サイトを活用し、求人紹介から内定までを進める
・機会があれば直接応募も可
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おすすめ看護師転職サイト5選
※ブログ内の別記事へリンクします
【施設看護師への転職】成功のコツ
せっかく転職するんだから、今の悩みが解決したり、軽くなるきっかけにしたいですよね。
転職先に求める条件を決め、クチコミ・転職サイトを最大源活用する。
最後に雇用条件をしっかり確認することが大切です。
くわしく説明していきますね。
転職(辞めたい・辞めた)の理由を明らかにする
私の場合は『急性期病院の体力的負担が限界だったから』です。
同僚だったママナースは、『子供が小さいうちは病院のフルタイムは無理』だと転職を決めました。「夜勤、残業が困る」と。
もしあなたが、残業がキツくて辞めたいとしましょう。
新しい職場も残業が多かったら『転職ガチャ失敗』になってしまいます。
転職(辞めたい・辞めた)の理由を明らかにしておきましょう。
面接で必ず質問されるからです。
訊かれてすぐに答えられるよう、文章にしておくと良いです。
転職の理由は、志望動機にもつながります。
双方 にとってミスマッチ…また転職?となるのを回避しましょう。
例えばこんな理由です。
- 子育て中なので夜勤必須の職場だと育児と両立できない
- 急性期病院の慌ただしさから離れ、患者さんとしっかり向き合いたい
- 趣味の時間、家族の時間を充実させたいので残業が少ない職場がいい
- 心身に負担が大きい病院看護は長年の勤務は難しい。施設で長期的に働くことで職場に貢献したい
転職先に求める条件を明らかにする
収入
施設看護師の給料は病院よりやや低い傾向にあります。
ただし夜勤なし・土日祝休みで正社員という施設も含んでの下記データです。
夜勤をする、看護師はほとんどパート・社員は少数派という施設であれば、病院と遜色ない収入を得ることも可能です。
介護施設看護師の収入(常勤) | 平均年収 | 平均月収 |
---|---|---|
特別養護老人ホーム | 5,071,824円 | 422,652円 |
介護老人保健施設 | 5,387,544円 | 448,962円 |
有料老人ホーム | 5,135,664円 | 427,972円 |
グループホーム | 4,771,332円 | 397,611円 |
デイサービス | 4,251,828円 | 354,319円 |
※看護師全体 (病院・施設など、平均年齢41歳・非常勤含む) | 4,986,200円 | 344,000円 |
参照:厚生労働省 令和2年度介護事業経営実態調査結果
出典:厚生労働省令和3年度賃金構造基本統計調査
私は有料老人ホームに転職。
夜勤・土日祝勤務あり、看護師の8割が正社員の職場。
年収は急性期病院時代の1割減以内です。
今の方がコスパが良いと思ってます。
元同僚ママナース:
特養に転職した当初は日勤のみのパート。
元々仕事が好きだったこともあり、現在は正社員かつ看護師の代表を勤めてます。夜勤も担い、収入は病院時代より大幅アップとのこと!
勤務体制
介護施設ではさまざまな働き方ができます。
正社員だけど夜勤なし、など色々な勤務体制があります。
あなたの価値観に合った働き方を選んで下さいね。
・一般的な病棟と同様に、日勤・夜勤がある
・夜勤も土日祝勤務もなし、ただしオンコールあり
・夜勤も土日祝勤務もなし、オンコールもなし など
どんな施設なら夜勤があるの?オンコールは?
それなりに傾向はあるんですが、絶対的じゃないルールも多いんです。
以下におおまかな傾向を表にしました。
こちらはあくまで『傾向』なので、必ず『その施設がどうか』を確認して下さいね。
代表的な施設 | 看護師の夜勤 |
---|---|
特養 特別養護老人ホーム | 法律での義務付けなし ほとんどの施設で看護師の夜勤なし 例外で夜勤ありの施設も オンコール体制を取っている場合が多い (出勤まで至るケースはなしorまれ) |
老健 介護老人保健保険施設 | 法律での義務付けはないが、 ほとんどの施設で夜勤あり |
有料老人ホーム 介護付き有料老人ホーム | 民間施設のため、ルールは運営者による 夜勤の有無は施設によりさまざま 入居・サービス料が高価であれば夜勤ありが多い |
サ高住 サービス付き高齢者住宅 | 民間施設のため、ルールは運営者による 夜勤の有無は施設により様々 入居・サービス料が高価であれば夜勤ありが多い |
グループホーム 認知症の高齢者に特化 | 看護師の配置自体が義務つけられていない 夜勤はほぼなし |
施設でのオンコール:
夜間の看護師不在時に、介護士さんから電話で医療的相談を受ける業務です。
オンコールについて、友人知人からの情報をまとめてみました。
- 電話で指示出しのみをする施設、救急搬送があれば看護師が出勤する施設がある
- オンコールは1回1000円〜1500円が相場
- 急遽、出勤となった場合は追加の手当がつくことが多い
- 基本給にオンコール担当費が含まれている職場もある
- 正社員が少ない職場だと15回〜20回/月を担うことも
せっかく夜勤をしないんだから、夜間の拘束はなるべく避けたいなあ
そういう希望なら、施設選びのコツはこれ。
- 規模が大きい施設(正社員看護師が多い)→オンコール回数が少なめ
- 夜間の緊急出勤のルールがない施設
- 求人応募前に問い合わせ、オンコール回数や手当について自分の条件を伝えてみる
年間休日・残業・有給消化
年間休日や時間外勤務、有給消化などの勤務実態は特に大切です。
ネットや新聞折り込みなどの募集要項では詳細は分かりません。
可能であれば、その施設で働いている人・働いたことがある人から情報を貰って下さい。
特にツテがなければ、転職サイトの担当者に
「◯◯という施設に興味があるので、残業や休みの実態を知りたい」とお願いしましょう。
私は福利厚生面が充実していることが施設選びのポイントでした。
大手企業が運営している施設なので休暇制度や児童手当、住宅手当が充実しています。
業務内容
施設看護師の業務はおおまかに以下の3点です。
ただし施設によって違いがあるので注意して下さい。
外部の往診医および訪問看護師に処置をしてもらう施設もあります。
受診付き添いを介護士さんが行い、看護師はずっと施設内に残ることも。
「その職場がどうか」を確認しましょう。
ちなみに私の職場では以下の内容は全て施設内の看護師が行っています。
介護施設での看護業務 |
---|
健康管理 |
入浴、食事等の可否判断 |
内服管理 |
医療処置:経管栄養、点滴、インスリン注射、酸素投与、浣腸などの排泄処置、創傷処置など |
急変時対応:医療処置、医師・家族へ連絡、他職種への指示 |
多職種連携の中心(橋渡し役) |
支援方法の検討:(例)入浴方法を介護士さんと協働し決定 |
緊急受診の判断や付添い※施設によっては介護士が付き添い |
介護士が受診付き添いをする施設の方が多いですよ。
通勤時間・通勤手段
車通勤をしたいのか、公共交通機関がいいのか。
乗り換え時間を含むと、ドアtoドアで実際どのくらいの時間がかかるのか。
車通勤可とされているが、実際は職員用の駐車場がすぐに埋まってしまうような職場もあります。
要確認です。
施設の改修工事で従業員用駐車場を使用できなかったことも。
※施設負担でコインパーキングを利用する日々でした
当事者のクチコミ、看護師転職サイトを活用し内定につなげる
事者のクチコミは最も現場に近いので、アテにできる情報です。
しかし個人の意見だけでは限界があります。
無料転職サイトに登録してサポートを受けましょう。
プロのテクニックを活用するのは賢い方法です。
当事者のクチコミ
可能であれば、その施設で働いている人、働いたことがある人から情報を貰いましょう。
当事者からの情報は1番に役立ちますね。
ただし、『その人の価値観』で語られる情報なので、偏りがあるかも知れません。
参考には出来るけど、決めつけない方が良いかと。
「例年、昇給は年2000円〜4000円」
「委員会や研修がある」
「例外なく時間外手当がつく」など、
具体的な内部事情を聞けるといいですね。
看護師転職サイト
転職サイトは登録から内定・雇用契約までの全てのサービスを完全無料で受けられます。
※無料の理由:転職が成立するとサイトを運営する会社が施設から紹介料を受け取る仕組だから
そして自分では直接ききにくいことを聞いて貰えるのが大きな利点です。
・給与、賞与の実際(平均的な情報ではなく、自分の場合はどうか)
・有給休暇はどれくらい使っているか、連休はどのくらい可能か
・休み希望は月に何回可能か
・スタッフの在籍年数や退職の理由など
電話がジャンジャンかかって来て煩わしい…というのは過去の話で、今はLINEでやり取りするのが通常パターンです。
履歴書などの送付・面接の段取りは転職サイト側が代行してくれるので、かなり合理的です。
給与交渉もしてくれます。
活用しないのはもったいない!
私は以下に合致する求人だけを紹介して下さいとお願いしました。
・夜勤はする
・年間休日120日程度
・旅行が好きだから最低でも1週間連続休暇
・年収500万円以上は絶対条件
直接応募で優位に内定へつなげる
施設のHPや新聞折り込み広告などで「この施設に応募してみたい」と思える施設があれば、ぜひご自身で問い合わせをして下さい。
特に施設HPの求人情報は最新のものである可能性が高いです。
他の媒体に出ていなければ、応募者も少なく優位となり得ます。
この時点で既に転職サイト担当者とやり取りしていれば、ご自身の考えがまとまっている状態です。
履歴書作成や面接で意見をしっかり伝えられ、内定をもらいやすいかも知れません。
直接応募を考えている場合も、転職サイトに登録して『転職スキル』をupさせておくと良いですよ。
雇用条件を確認する
内定を貰えたとしても、その時点で転職活動は終わりではありません。
あなたの実際の給与条件はどうなっていますか?
面接の時に聞き逃したことはありませんか?
実際に雇用契約書を確認して下さい。
事前に確認していたことと相違はないですか?
試用期間はどのくらい?
いつから有給を貰える?
賞与はどういう規定?
「曖昧だけど、まあいいか」にしないように。
これから働いていくための大切な条件なので!
介護施設を選ぶポイント
施設選びのポイントは、「特養」「老健」などのカテゴリーを基準にしないことです。
「その職場がどうか」を基準に、業務内容・職場環境を確認して下さい。
なぜなら、施設ごとの特色が強い業界だからです。
カテゴリーで選ぶのではなく、「その職場がどうか」で選ぶ
介護施設には「特養」「老健」「有料老人ホーム」などカテゴリーがあります。
利用する側、その家族にとってはそのカテがリーが大きい意味を持ちます。
しかし働く側としては、カテゴリーよりも「その施設ではどんな仕事をしているか」で選んだ方がいいです。
同じカテゴリーであっても、施設ごとの違いが大きいからです。
看護師の業務内容を確認する
施設看護師の業務はおおまかに以下の3点です。
ただし施設によって違いがあるので注意して下さい。
外部の往診医および訪問看護に処置をしてもらう施設もあります。
「その施設ではどんなことをしているか」を確認して下さいね。
緊急受診に看護師が付き添わない場合は、介護士さんが付き添う施設が多いです。
面接や見学の際に確認すべき事項
・他の看護師はどういう人がいるか
例)社員・パート・派遣の比率、子育て中の人は
・年代は
・入居者、利用者の表情や整容
・スタッフの挨拶、表情
・設備などのハード面
現場でなければ分からないことを確認しましょうね。
もしのその場で聞きそびれてもOK!
担当者さんを通して質問してみましょう。
主な介護施設の種類と特徴
施設看護師への転職では「その職場がどうか」を知るのが最も大切です。
しかしカテゴリーごとの特色を認識しておくと、情報整理がスムーズです。
主な介護施設5つ
参考:厚生労働省公式サイト:公表されている介護サービス
有料老人ホームとサ高住は介護保険外のサービスもあるので特に独自性が強いです。
老健(介護老人保険施設)
要介護1以上で在宅復帰を目指す人が利用可。
基本的に看取りはなく、『終の棲家』にはならない。
利用者は流動的だが、長期に及ぶ場合も。
身体状況が悪化した場合、入院や特養・老人ホームへ入所になる。
看護師が介護士とともに身体介助業務を担うことが多い。
代表的な施設の中では、「老健が1番体力を使う」というのが施設看護師の一般的な認識です。
特養(特別養護老人ホーム)
要介護3以上で状態が安定している人が入所対象。
医療的依存度は高め。看取りを行なう。
法律で夜間の看護師配置は義務付けられていない。
夜間は看護師によるオンコール対応がある(施設による)。
元同僚ママナースはここに勤務。
特養としては珍しく、看護師が1名夜勤します。
系列病院があり、入居者さんの入院受け入れ先に困らないんです。
有料老人ホーム
介護保険の有無や、介護認定の程度などの条件は施設ごとに設定できる。
介護保険サービス+介護保険以外のサービスを提供。
入居費用、利用費用はかなり幅広い。
富裕層向けにサービスが充実した施設もある。
私が働いているのはこちらです。
サービス料が高く、『夜間も看護師2名勤務している』ことを売りにしています。
サービス付き高齢者住宅
通称サ高住。ある程度自立した人が入居対象となる。
基本の利用料に介護費用は含まれていないため、サービスごとに利用料が発生する体制が多く取られる。
介護保険外のサービスもあるため、独自色が強い。
私の系列施設にもサ高住があります。
多くの費用を払える人がたくさんサービスを受けられる仕組みです。
グループホーム
要介護2以上の認知症の高齢者が入居対象。
「家」としての役割を担うため、介護・看護サービスは他の4つよりは少なめ。
他入居者との共同スペースは少なく、世話人がいるアパートやマンションのような色合いが強い。
看護師の配置は義務づけられていない。
看護師は夜間および土日・祝の勤務がない施設が多い。
知り合いの介護士さんが勤めてます。
なんと介護士さんが朝ごはんを作って配膳するんですって。
施設看護師の仕事内容
病院看護は医療サービスが主体。施設看護は生活を支える色々なサービスのうちの1つ。
施設看護師の役割、業務
介護施設での看護業務 |
---|
健康管理 |
入浴、食事等の可否判断 |
内服管理 |
医療処置:経管栄養、点滴、インスリン注射、酸素投与、浣腸などの排泄処置、創傷処置など |
急変時対応:医療処置、医師・家族へ連絡、他職種への指示 |
多職種連携の中心(橋渡し役) |
支援方法の検討:(例)入浴方法を介護士さんと協働し決定 |
緊急受診の判断や付添い※施設によっては介護士が付き添い |
私の職場(有料老人ホーム)は施設としては業務内容が幅広いです。
というのも、『住宅型居室』と『介護型居室』が併設されており、規模も大きいからです。
その施設ならではの特色を知っておきたいね。
病院看護と施設看護の違い
病院看護
病院での看護は良くも悪くも『治療優先』です。
ご本人の受け入れはどうか、どのタイミングならご気分を害しにくいか、などを優先できないことが多々あります。
食事の途中でも検査に呼ばれたらお連れするとか、
飲みにくい薬でもがんばって飲み続けてもらうなどもあります。
施設看護
病院とは逆に、急変でもなければ医療処置より生活行為を優先します。
食事や睡眠、排泄・入浴・レクレーション…
医療は入居者・利用者さんの生活を支える要素の1つです。
看護のスキルを活かして、より良く生活してもらう。
これが施設看護師の1番の役割であり、やりがいです。
施設看護師の業務とやりがいについて解説
内部記事へリンク
施設看護師転職へのステップ
施設看護師への転職を進めるステップ は以下の通りです。
転職先を探す方法4つ
転職サイト:1番おすすめ!
1番のメリットは『詳しい業務内容の確認』や『給与条件の交渉』をあなた自身に代わって行ってくれることです。
転職サイトの主なサポートは以下の内容です。
・あなたの希望に合致した求人情報を紹介
・履歴書などの書類確認 ・面接の日程調整、対策、同行 ・給与などの雇用条件を交渉
・内部事情の確認
何より、合理的に転職を進められるというメリットが大きいです。
よくある転職サイトの困りごと
困りごとへの対策
直接応募
各施設の公式サイト、新聞折り込み、地域の情報誌などで求人情報を捜してみて下さい。
あなたの地域ならではの収入の相場がすぐに分かります。
ただしあなたの経歴・スキルでの収入はどうなのか?は不明です。
事前問い合わせと面接で業務内容の詳細を確認
➜内定をいただけたら給与条件をしっかり確認して下さいね。
施設側から詳細を伝えてくれるとは限りません。
内定を貰ったら必ずその施設で働かなければと思わず、条件をしっかり確認して雇用契約をして下さいね。
「ズケズケと聞きにくい」と思うかも知れませんが、「転職ガチャ失敗」にならないように、がんばってみましょう。
ハローワーク(職安)
失業手当の受給※条件を満たす必要ありを検討しているなら必須です。
「次の職場選びでは失敗したくない」と思い、転職までに時間を有することもあります。
退職から転職までにある程度の期間をかけるなら、ぜひ職安で手続きして下さい。
その場合は、退職後できるだけ早期に行なうこと。
失業手当の受給に影響します。 求人の案内もあります。
ただし、求人の有無と大まかな業務内容・収入などの条件を把握できるのみです。
詳細はあなた自身で確認する必要があります。
雇用保険手続きのご案内
引用:ハローワークインターネットサービス
eナースセンター
都道府県看護協会が運営する求人サイトです。
求職情報を登録すると、自動マッチングで希望条件に近い求人情報を送信してくれます。
もしくはサイト内で検索をかけて求人を捜します。
・気になる求人があればそのサイトから応募
・サイトを参照し、施設に電話して問い合わせ ・施設のHPから求人に応募
何かと自分から動く必要があります。
転職サイト登録から内定までの流れ
まずは2社への登録から。
新しい職場さがしは大変ですが、「使えるモノは使おう」の精神でOK。
もし希望の職場と出会えなくてもムダにはなりません。
条件の決め方や給料などの相場を知ることなど、職探しのスキルを得られます。
看護スキルはもちろん大事ですが、転職スキルもとっても大事です!
転職スキルがあれば、万が一「転職ガチャ」で失敗してもなんとかできますよ。
登録から内定までのステップ
まずは2社への登録!
複数の情報を比較したり、より相性の良い担当者と職探しするのがベター。
まず2社への登録でOK!
転職(退職)の理由を明らかに。
あなたが求める職場の条件を考えましょう。
できれば紙に書き出すなどして、質問されたらすぐに答えられるぐらいに。
私の転職理由はこんな感じです。
・急性期病院で色んな経験ができてスキルも身についたけど、年齢とともに体力的な限界を感じた
・今後、長く勤められそうな職場で落ち着いて看護をしたくなった
自身の希望、困りごと、これまでのキャリアについて担当者に伝えて下さいね。
具体的な転職先への条件を明らかにしましょう。
年収・勤務体制・業務内容など。
元同僚ママナースの条件
・子育てに理解がある
・夜勤がない
・残業がない
・ゆくゆくはキャリアアップ
条件がマッチする職場を提案してくれます。
悩みがちな志望動機なども、担当者さんがアドバイスしてくれます。
「〇〇を学びたい」よりは「△△の経験を活かして〇〇に取り組みたい。貢献したい。」という表現がベター。自分が役に立てることを伝えましょう。
面接で聞かれがちなことを確認。
志望動機と前職の退職理由はほぼ必ず質問されるので準備しておきましょう。
私の志望動機はこんな感じです。
・急性期病院で幅広い分野の経験ができました。
・この経験を活かし、広い分野に渡り看護が必要な貴施設に貢献したいです。
応募する施設の特徴を捉えて志望動機を考えましょうね。
担当者が書類面接・日程調整を進めてくれます。
自身での書類送付は基本的に不要。
基本的に転職サイトの担当者が面接に同行してくれます。緊張がほぐれますよ!
家族や友人でもないのにほんとに緊張がほぐれるの?
私も同行してもらいましたが、思ったより心強かったです。
そして、面接後に施設側と担当者だけで少し面談をされます。
その面談で私のやる気を代弁してくれたり、給与交渉をしてくれたようです。
応募時に確認はしてますが、更に詳細を詰めてもらいましょう。
しっかりと希望を伝えて下さいね。
給料などの雇用条件の確認はしっかりと。
初回出勤時にも同行してくれます。
また、勤務開始後も数ヶ月はフォローしてくれます。
条件面や職場環境について困りごとがあれば相談しましょう。
初回の出勤て緊張するから、同行は助かりました〜!
面接の時と少し違う条件を提示されたりしても、自分で解決しなくていいんです。数ヶ月のフォロー期間を活用しましょうね!
まとめ【施設看護師への転職】コツとポイント
転職のコツとポイントは
・転職先に求める条件を明らかにしておく
・しっかりと施設の情報収集をする
・クチコミ、転職サイトの両方を活用する
絶対に必要な条件と妥協できる条件を明らかにする
あなた自身に取って、絶対に必要な条件とそうでない条件を明確にしておきましょう。
全て希望通りの職場に出会えたるのが1番ですが、やはり難しいです。
地域性やあなた自身の生活環境なども関連します。
可能な範囲で『現時点で最善』と思える選択に繋がります。
☆明らかにすべき条件 ☆
収入、勤務体制、年間休日数、残業の有無、仕事内容、通勤にかかる時間 など
情報収集、施設選びが肝になる
・転職先に求める条件に合致しているか
・その施設ならではの業務内容はどんなものか。情報をしっかり調べて選びましょう。
職業倫理に反するような施設があるのも確か…
そんなところに転職しないように情報収集はしっかりと!
クチコミ、転職サイトをしっかり活用
可能なら当事者のクチコミ、そして転職サイトのサポートを有効活用するのが合理的です。
当事者のクチコミはリアルな情報なので参考になりますね。
でもその人の主観が影響しているので、それだけを信じるのはオススメしません。
客観的な情報、そして転職活動の合理化のために転職サイトの活用をオススメします。
直接応募をする際にも転職サイトへの登録が役立ちます。
サイト担当者とやり取りをすることで考えがまとまり、転職に必要なスキルがupするからです。
あなたの施設看護師への転職が成功しますように!
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