もう40代、体力が落ちたし家庭の事情も変わってきた。
今の職場はしんど過ぎる、辞めたい。
そう思う看護師さんは多いはず。
けど40代っていい転職できるの?
若い頃のように仕事を選べないんじゃ…
だいじょうぶ!40代だからこそ有利な仕事がありますから。
現役40代、よき職場に出会えた私がお伝えします!
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辞めたい理由を明らかに→良き転職につながる
40代看護師が辞めたいとき、辞めたい理由を明らかにすることが大切です。
もしあなたが残業がキツくて辞めたいのなら…。
新しい職場も残業が多かったら『転職ガチャ失敗』になってしまいます。
転職(辞めたい・辞めた)の理由を明らかにして、同じ失敗がないようにしましょう。
「しんどいから」という抽象的な理由ではなく、「〇〇が困る」など具体的にね。
転職時の面接では必ず「退職の理由」を質問されます。
訊かれてすぐに答えられるよう、文章にしておくと良いです。
転職の理由は志望動機にもつながりますからね。
では、具体的な「辞めたい理由」の例を挙げていきます。
ライフステージの変化【40代看護師】
身体的変化
私が急性期病院を辞めることを決意した一番大きい理由は、体力の低下です。
- 休憩時間をまともに確保できない
- 食事はかき込むように食べる
- 常に心身ともにフル回転で落ち着いて看護できない
- 大型の急性期病院で若手が多い
- 自分と若いスタッフとの体力の差を感じる
ここで働く体力はもうないなと悟りました(涙)
体力は個人差がありますが、40代は「かつての自分」よりは体力が低下していますね。
育児のステージ
子供がいる人は、年々育児のステージが変化していきます。
以下のようにそれぞれで働き方の条件が代わります。
- 時短勤務の条件を満たさなくなった
- 今の職場は夜勤必須と言われているので日勤だけの仕事がいい
- 子供が大きくなって、フルタイム勤務が可能になった
- 夜勤が可能になった
今のステージに合わせた働き方が必要ですね。
ずっと同じ働き方ができないママナースは多いですよね。
家族の仕事や学業、病気・介護など
あなた自身の心身だけでなく、家族の状況も次々と変わっていきます。
40代は、ほとんどの方に働き方を見直すべきタイミングがあります。
ずっと同じ職場でも勤務形態を変えたり、部署移動したり…
身体が資本のこの仕事、家庭の状況に応じて転職するのはフツーのことかな
ゆったりと働きたい
精神的、時間的余裕がほしいと思う40代看護師も多いのでは?
私は独身ですが、急性期病院の怒涛の日々からどうしても抜け出したくなりました。
「もっとゆったりと働きたい」「もっと余暇を楽しみたい」。
あなた個人の思いを基準に働き方を選ぶ。切実かつ正当な理由だと思います!
給料や休日など福利厚生
私が職場選びでもっとも重視してるのは「業務と雇用条件のバランスが取れているか」です。
看護師として経験が浅い頃は、「将来、『つぶしが効く』ようになりたい」と考えていました。
教育制度がしっかりしていて色んな経験を詰める職場がいいなと。
でも40代の今は『業務と雇用条件のバランス』です!
業務内容と給料のバランス
看護師の給料は、世間一般の仕事に比べて昇給率が悪いです。
同じ40代でも大企業勤めや公務員なら、半期のボーナスが100万円超えなんてザラです。
しかし看護師は夜勤ありのベテランでも年収500万円代が当たり前。
人の命を預かり夜勤もしてこの給料。バランスの良い職場で働きたい。
休日数、有給消化のバランス
看護業界はいわゆる「ブラック体質」な職場が多く、もともとの休日数が少なめだったり、有給休暇の消化もあまり進んでいないのが現状です。
しかしどの職場でも条件が同じではありません。
よりホワイトな条件を求めて転職するのも当たり前ですね。
労働者の権利ですから!
キャリアアップ、スキルアップしたい
40代でスキルアップ、キャリアップ?そんなの一部のやる気に満ちた人だけでしょ?
いえいえそんなことはありません。
ずっとフルタイムで気高く働き抜いた看護師だけが成せるもの…ではないのです。
むしろ「年齢に応じて柔軟に対応できる」看護師こそ成せるキャリアアップ・スキルアップがあります。
キャリアアップ
今の職場でキャリアアップする?40代の看護師なら役職につかないかと打診されることも多いはず。
しかし、「役職がついても給料は上がらない」「夜勤が減ってむしろ給料が下がった」なんてよく聞きますよね。
それじゃ続けたくなりませんよね。
だったら今の職場を辞めて、他の職場でキャリアアップする方が収入が増えることが多いです。
キャリアアップしたいなら転職がおすすめです!
スキルアップ
家庭優先、体調優先でパート勤務だった人、または日勤だけ・土日休みなど、勤務形態に制限があった看護師さん。
これからはスキルアップしたいな、って人もいますよね?
勤務形態の制限が少し下がるだけもチャンスです。
仕事選びのハードルが下がり、これまで経験できなかった分野で働けますよ!
ぜひ転職していい職場に出会って下さいね!
退職する時にすべきこと・知っておくべきこと
退職〜再就職までに特に大切なのは、税金や年金を始めとしたお金の条件を整えることです。
煩わしい手続きが多いですが、今後の人生にずっとついて回る大事なお金です。
しっかり対策しましょう。
再就職までの金銭管理
今の職場を退職して、再就職までに間が空く場合は生活に必要な資金の確保をして下さい。
「そんなの当然でしょ。しばらく給与収入がなくなるんだから」って人も、もう少し踏み込んで考えてみましょう。
- 給与受け取り用の金融機関→無給の間は減る一方
- クレカや公共料金の引き落とし用の口座
- 保険や住宅ローン用の口座
ちゃんとそれぞれに余裕がありますか?
必要ならば定期預金などの別口座からの資金調達も必要かも知れません。
しっかり備えましょう!
支払うべきお金【健康保険・年金・住民税】
組織に属して給料を受け取ると、ほぼ自動的に【健康保険・年金・住民税】が天引きされます。
「何をどのように天引きされているのか」しっかり理解できていない人も多いはず。
退職し無給の期間は自分で理解し、手続きを行う必要があります。
健康保険
退職する場合の健康保険は以下の3つ。どれがいいかは人によって違います。
必ず退職までに職場の人事担当者に相談してみて下さい。
フルタイム勤務をしていた看護師なら、月々の保険料は2万円代の人が多いかな?
私の例ですが、月々の保険料が5万円以上になりました(涙)
「今は収入を得ていない」と役所に申請すると減額されます。
約2分の1に減額されました。
どれが一番お得かは、辞めるまでに人事担当者に聞いておくといいですよ。
※くわしい内容はこちらをご参照ください。
全国健康保険協会
年金
退職後に離職期間が発生する人は、国民年金への加入(月額16,590円)必要になります。
退職日の翌日から14日以内に役所で手続きをします。
退職日が月末でない場合は退職する月の分から第1号被保険者として保険料を納付することになります。
日本年金機構から送られてくる納付書(国民年金保険料納付案内書)によって納めます。
※くわしくはこちらを参考 国民年金機構
住民税
住民税は前年度の収入に応じて支払額が決定されます。
退職までは職場が支払い手続きをしてくれていたものを、自分で支払うことになります。
前年度の収入は役所が把握しており、特に手続きがなくても納付書が送付されます。
※詳しくはこちらを参考 退職後の住民税について
貰えるかも知れないお金【いわゆる失業保険など】
雇用保険(失業保険)関連は、退職したらなるべく早くにハローワークで手続きをして下さい。
個人の状況によって受け取れるお金が違いますので、しっかり制度の確認をしましょう!
- 基本手当(いわゆる失業保険手当て)
- 就職促進給付
- 教育訓練給付
- 雇用継続給付
- 育児休業給付
※ぜひこちらのサイトを参照にして下さいねいわゆる失業保険などについて(ハローワークの公式サイト)
40代看護師がすんなり転職できる理由
「40代の私が転職するのは難しいだろうし」と今のしんどい仕事を辞められないな〜と思ってませんか?
だけど安心して下さい!リアルに40代の私が「40代の看護師はすんなり転職できる!」と言い切れます。
では説明しますね。
これまでのキャリアやスキルがある
なんと言ってもこれが最大のアピールポイントです。
これまでの経験で培ったキャリアやスキルが一番の武器です。
そして採用側が最も歓迎してくれること。ぜひ胸を張って転職活動を進めてほしいです。
「えっ?私はフツーのスタッフだったよ。キャリアなんて…」と思ってるあなた!
40代の看護師。この条件だけで「フツー」でも十分に積み重ねがあるんですよ!
働き方を理解している
様々な経験をしてきた40代看護師です。
その場その場で求められること、やるべきことを理解して動ける看護師が多いと思います。
いわゆる「即戦力」であり、または指導が必要だとしても理解が早い。
職場として歓迎すべき存在です。
落ち着いて長く働ける世代だから
40代看護師は子育てが一段落ついた人、働き方を見直してゆったり長く働きたいという人が多いです。
この条件は、人の移り変わりが激しいこの業界ではとっても重宝されます。
私はまさに「ゆったり長く働きたい」という思いで転職できました。
看護師は世代を問わず人手不足
みなさんご存知の通り、看護師業界は常に人手不足。
経験を積み落ち着いて働ける40代看護師のみなさん。もちろん歓迎されます。
自信を持って転職活動を進めて下さいね。
転職のポイント【40代看護師】
40代看護師の転職のポイントは、「自分の希望を具体的に決める」「そのためにすべきことを確認する」です。
一つ一つ実践すればお気に入りの働き方にきっと出会えます
⇩超具体的に転職の方法を紹介した記事です。ぜひご覧くださいね。
看護師の転職:成功するためのコツとポイント
転職を成功させるためにすべきこと
自己分析を行う
自分がこれからどんな人生を送りたいか、そのためどんな仕事をするか?考えてみましょう。
あなたのお気に入りの働き方に導いてくれますよ!
自己分析はこんな感じ。人生のために何を優先するか?どう働くか?
紙に書き出すのがおすすめです!
- 退職、転職したい理由を明らかにする
- 今の職場でイヤなところ、次の職場に求めること
- どんな生活をしたいか、そのためにどのような勤務形態にするか
- 自分の長所、短所を挙げてみる
- 自分がすべき仕事はどんなものか
業務内容を決める(病院、施設、クリニック、企業etc.)
どれか1つに絞らなくてもいいので、「こういう感じの業務内容がいい」とリストアップして下さい。
次も絶対に病院がいい?施設がいい?クリニック?
今はまだ決められない、という段階でも色んな職場の情報収集は進めてほしいです。
どんな仕事なら可能なのか?と考えているうちにだんだんイメージが固まってきます。
具体的な雇用条件を挙げる(給料・休日など)
条件①:給料
あなたは給料の目標金額、最低期限到達したい金額を思い浮かべてますか?
転職先に求める年収を明らかにしておきましょう。
(月収ベースじゃなく、必ず年収ベースで考えましょう)
納得できる収入のために、給与形態の理解は必須ですよ!
条件②:休日、休業制度
年間休日数、実際に有給取得できる日数、病気休業や介護休業などは?
あなたが望む休日制度を思い浮かべてみましょう。
業務内容や給料とバランスが取れた休日数がいいですよね。
条件③:時間外勤務
残業があるなら何時間?「サービス残業」「前残業」と言われる、超過勤務手当てがない業務があるか?
これってモチベーションの維持やQOLにもすごく影響する要素です。
給料が良くても「超過勤務手当てゼロ、残業ありまくり」だったら困りますよね?
このように明文化されていない「暗黙のルール」には気をつけて下さいね。
私の職場は勤務時間と手当ての矛盾なしです。
探せば見つかります♪
転職活動のスキル・情報を得る
いい転職のためには、転職活動そのもののスキルが必要です。
転職のスキル
・雇用条件の仕組みを知る(給料や休日など)
・働きたい業界(施設、クリニック、病院など)の知識を得る
・履歴書などの書類作成力アップ
・面接能力アップ
看護師は現場の業務には詳しくても、転職に関する一般的な知識が浅い傾向にあります。
ということは、転職スキルが高いと他の求職者と差別化できるということ。
転職サイト、友人知人の口コミ、ハローワークやナースセンターなどで情報収集を進めて下さいね。
必ずお気に入りの働き方をつかみ取れます。
自分の強みを生かすこと
40代看護師なら様々な経験を積んでいる人が多いですよね。
看護業界では、どんな職場でもこれまでの経験値が生きます。
加えてその経験値は、若いスタッフからベテラン、管理職や運営側でも歓迎されます。
介護施設で働く私。手術室・外科系病棟・外来・内科系病棟の経験は全て生きてます!
就業規則・雇用条件をよく確認すること
いい職場をさがしているあなた、転職先の業務内容・勤務形態・給料・休日をしっかりチェックしたいですよね?
だけど修行規則や雇用条件(特に個人に応じた年収)は内定が出るまで開示してもらえない可能性があります。
内定をもらう=即契約を結ぶのではなく、詳細をしっかり質問しましょう。
あらかじめ下記のようにリストアップしておくと質問しやすいですね
確認すべき雇用条件(例) |
---|
給料のうちわけ(年収で考える) |
夜勤手当、年末年始手当てなど各種手当て |
ボーナスの係数は?いつから受け取れる? |
交通費支給の基準や金額は? |
住宅手当てがあるなら、その条件(年齢や雇用期間など条件付きの場合が多い) |
退職金制度の有無、あるなら受け取りはいつから? |
年間休日のうちわけ(休日・公休・有給など) |
病気休暇や介護休暇の制度 |
本採用はいつから? |
40代看護師におすすめの転職先
40代看護師はがガチガチに固まった職場より、応用力がモノを言う職場が向いています。
これまでの豊富な経験を元に、上手に応用を効かせた働き方ができる人が多いからです。
介護施設やクリニックなど、看護の基礎やこれまでの経験を応用できるところがおすすめです!
これまで管理職経験がある人ならば、転職先でも管理職として採用され給料アップ・キャリアアップにつながることも!
介護施設【イチオシ!】
私の職場である有料老人ホームをはじめ、介護施設は40代にとってもおすすめな転職先です。
この業界のリアルを知る私が解説いたします。
40代看護師こそ介護施設で求められる看護を提供できるんです!
項目ごとにくわしく解説した記事のリンクを貼っています。ぜひ詳細をご確認下さい。
40代の看護師が介護施設で求められる理由
- じっくり入居者さん・利用者さんと向き合える看護を提供できる
- これまでの経験値を生かしたアセスメントができる
- 年齢を重ねたからこその安定したコミュニケーション
- 高齢者の生活の場なので、落ち着いた仕事っぷりが好まれる
老健(介護老人保健施設)
要介護1以上の高齢者が在宅復帰を目指す施設とされています。
入居期間は3ヶ月〜6ヶ月とされていますが、実際は1年程度入居される方が多いようです。
看護師の仕事は健康管理・急変時の対応・医療処置など。医師が常駐し、薬剤師などの他職の医療職者が多い施設です。
医療者が多いこともあり、病院に近い働き方ができます。
基本的に夜勤があり、他の施設よりは看護師が担う身体介護業務が多い傾向です。(病院よりは少ないですが)
老健看護師の仕事と施設に関するくわしい説明 ※サイト内別記事にリンクします
特養(特別養護老人ホーム)
要介護3以上の高齢者が看取りまでを過ごす施設とされています。
看護師の仕事は健康管理・急変時の対応・医療処置など。
頻回に吸引が必要だったり、持続点滴が必要となった場合などは医療器官に引き継ぎます。
医師が常駐しないため、異常の発見や病院までのつなぎなど、医療的判断を担います。
基本的に夜勤がないため、「日勤だけで正社員がいい」という方に向いています。
特養看護師の仕事と施設に関するくわしい説明 ※サイト内別記事にリンクします
有料老人ホーム
有料老人ホームは自立の方から要介護の方まで、さまざまな方が入居されています(施設ごとに入居の基準がまちまち)。
そのため、看護師の仕事も守備範囲が広いと言えます。
看護師の主な仕事は健康管理・急変時対応・医療処置ですが、入居者さんの医療的依存度は施設ごとにかなり差があります。
看護師の夜勤の有無や併設クリニックの有無など、仕事内容に大きく影響する条件が施設ごとに違います。
しっかりと条件を確認しましょう。
給料・休日・福利厚生などで良い条件を探しているなら、大手法人系列の有料老人ホームに転職されるといいですよ。
※ただし法人ごとに条件の差があるので要確認
有料老人ホーム看護師の仕事、施設の詳しい説明 ※サイト内別記事にリンク
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)
自立〜要介護状態の方まで対象とした高齢者向け住宅です。入居条件は各住宅によってまちまちです。
サービス内容は有料老人ホームとよく似た位置づけですが、法律上ははっきりと区別があります。
看護師の主な仕事内容は他の介護施設と大差ありませんが、介護度や医療依存度が高い入居者さんは少なめです。
- サ高住:国土交通症が管轄する高齢者向けの賃貸住宅
- 有料老人ホーム:厚生労働省が管轄する介護施設
グループホーム(認知症対応型共同生活介護施設)
認知症の高齢者が共同生活を送るための住宅。要介護2以上が入居の条件です。
施設ごとの戸数が少なく、入居者さんの人数は限られています。少人数が対象ゆえに、ゆったりと業務を行えます。
看護師の仕事内容は、健康管理・医療処置・急変対応・一部生活援助です。
医療介護への依存度が高い方はわずか。
入居者さんがそれぞれのペースでプライバシーを大事にしながら生活することができます。
入居者さんの目線では、小さめの集合住宅に生活や健康のお世話をする人がいてくれるイメージですね。
デイサービス(通所介護)
デイサービスは要介護状態にある高齢者が入浴・排せつ・食事等の介護、レクレーションなどの機能訓練を日帰りで行う施設です。(※入居型施設の一部門として運営していることも多い)基本的には、自宅から施設までの送迎も含まれる。
看護師の仕事は健康管理・医療処置・急変対応です。
利用者さんの施設での様子だけでなく、家庭での様子にも注意を向ける必要があります。
この点はクリニックや病院の外来にも通じる、「その人の生活をイメージし尊重する看護」を提供できます。
夜勤やオンコールがないのも魅力です。
訪問看護
訪問看護の役割は、医療と生活の両方の視点から「その人らしい暮らし」を支援することです。
利用者さんの身体・心理のケアを行い、ご家族の相談に乗ることも多いです。
医師・薬剤師・ケアマネジャー・ヘルパーなど多施設・多職種間の調整役を務めたりと、訪問看護師は幅広い役割を担います。
訪問看護ステーションによっては、看取りも行われます。
「自宅で最期を迎えたい」と退院された利用者さんの希望をかなえるのも、訪問看護師の重要な役割です。
そしてまだまだ人手不足。
看護の応用力が必要で、様々な利用者さんの生活そのものを支援する業務です。
40代の看護師こそ活躍できる仕事内容だと言えます。
クリニック
クリニックでの看護は、患者さんが通院される限られた時間に必要な処置や支援を行う役割を担います。
病棟のように「〇〇さんのシャワーは明日にしよう」と特定の患者さんへの業務を延期することはほぼできません。
限られた時間で必要な対応を漏れなく行えるだけの要領の良さや応用力が求められます。
経験を積んだ看護師にぴったりだね
療養病院・療養病棟
療養病院・療養病棟ではルーティン業務が中心です。
急変の多い急性期病院や様々な治療に対応する看護とは違い、心理的に落ち着いた働き方ができます。
急性期の慌ただしさや残業の多さを避けたい、でも施設などではなく病院勤務が良い、という看護師には向いている現場です。
療養病院・療養病棟は看護師の年齢層が高めの傾向にあり、40代の看護師には働きやすい職場です。
企業看護師(治験や医療機器メーカーなど)
企業で働く仕事も40代看護師に向いています。豊富な臨床経験があり、コミュニケーションに長けている人、これから新しい業務を覚えて頑張りたい人にチャレンジしていただきたい仕事です。
夜勤がなく土日休み、福利厚生も整っておりワークライフバランスも良好です。
- 医療機器の臨床導入のお手伝い
- 企業内医務室の業務
- 治験看護師
でも、ちょっと採用へのハードルは高いかも?
多くの看護師が希望しますが、求人数が少ないという現状も。
求人を取り扱っている転職サイトも限られています。
企業看護師の求人を探すなら、マイナビ看護師がおすすめです。
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40代看護師が不利な転職先
逆に不利な転職先を挙げます。やはり体力が必要な職場、極端に慌ただしい職場は40代の特性とは相性が良くありません。
急性期病院・急性期病棟
私も長年に渡って急性期総合病院で働いて来ましたが、年齢とともにキツさが増しました。
体調管理に気を配っても、低下した体力は戻ってきません。
単に体力が必要なだけでなく、様々な出来事にその場その場でしのいで行くスピード感と切り替えも必要です。
中には体力自慢の40代看護師もいますが、こういった業務は、ほとんどの40代看護師にはかなりの負担です。
若い看護師が多い職場
上記の急性期病院・急性期病棟と重複しますが、若いスタッフが多い職場は、慌ただしく体力的にキツイ職場が多いです。
そして40代の看護師と若い看護師では、働き方や看護の価値観がかなりかけ離れています。
他のほとんどの看護師が20代であれば、自分の考えだけが孤立してしまう可能性はありますね。
個別制のある問題ですが、避ける方が無難です。
おすすめの転職方法
転職成功のコツとポイント
- 転職先に求める条件を明らかにする
- 条件に合う施設かどうかの情報収集をする
- 転職サイトを活用し、求人紹介から内定までを進める
- 機会があれば直接応募も可”
看護師転職サイトを賢く活用
転職サイトの賢い利用方法
転職サイトを利用するメリットは以下のとおり。登録から内定まですべて無料で受けられるサービスです。
- 自分に合った求人を紹介してもらえる
- 履歴書などの書類作成サポート
- 面接サポート
- 給料交渉
- 内部事情の確認(なぜ求人が必要なのか、退職者に多い理由は?など)
新しい職場さがしは大変ですが、「使えるモノは使おう」の精神でOK。
せっかく多くのメリットがあるので、登録だけでもしておきましょう。
もし希望の職場と出会えなくてもムダにはなりません。
条件の決め方や給料などの相場を知ることなど、職探しのスキルを得られます。
看護スキルはもちろん大事ですが、転職スキルもとっても大事です!
転職スキルがあれば、万が一「転職ガチャ」で失敗してもなんとかできますよ。
おすすめの転職サイト
看護師はどんな年代でも転職者が多い職業です。
それゆえ転職サイトもほんとにたくさん。どの会社がいいの?と悩みますね。
私が利用したり調査した、40代看護師向けのおすすめ転職サイトを紹介します。
できれば2社に登録するのがおすすめ!求人内容の比較ができるから。
万が一、相性が悪かった場合にもう一方を頼りにすればいいよ。
※各企業の画像をクリックすると公式サイトにリンクします。
40代向けの転職サイトくわしい解説はこちら
※サイト内別記事にリンクします
自己応募
働きたい職場の公式サイト
職場によっては、人員が不足するとすぐに求人案内をする公式サイトもあります。
ただし転職者向けにこまめにサイト内容を更新している会社は少ないです。
大企業であれば、公式サイト上で給料や求人・応募資格などを明確に示していることが多いです。
やる気のアピールには最適な方法ですが、給料交渉や内部事情を確認するのはハードルが高いかな。
転職サイトに登録して、プロから転職に関する情報を得るのもいいよ。
必ず紹介してもらう必要はありません!
ハローワーク
地域に密着した求人情報を扱い、無料で情報を閲覧できます。
退職後、いわゆる「失業保険」「就業手当て」を受け取ることを考えている人は、行く価値ありです。
ただし官公庁なので、平日の昼間のみが開庁時間。
じっくり自分のペースで、隙間時間をやりくりして良い求人を探すのには向いていません。
eナースセンター
都道府県看護協会が運営する求人サイトです。
求職情報を登録すると、自動マッチングで希望条件に近い求人情報を送信してくれます。
もしくはサイト内で検索をかけて求人を捜します。
・気になる求人があればそのサイトから応募
・サイトを参照し、施設に電話して問い合わせ ・施設のHPから求人に応募
何かと自分から動く必要があります。
新聞折込や情報誌
居住地域に近い情報だけが集まるので、近隣で働きたい人には有用な情報減です。
近隣であるため、友人知人に「〇〇が看護師の募集してるけど、どんなとこか知ってる?」とリアルな情報を収集できたりするのもいいですね。ただし定期的に求人を出している職場は避けるのが無難です。
継続して働くスタッフが少ないということだからです。
どんな情報でも見極めが大事ですね!
まとめ:40代看護師だからこそ自分に合った働き方に出会える!
私も40代の看護師です。「こんな仕事もうしんどい、辞めたい」「看護師の資格があっても、この年齢だといい転職は難しいかな」という気持ちはよく分かります。
ですが言い切れます!
「必ずあなたが働きやすい、納得いく働き方に出会えます。」
「焦らずしっかり自分と向き合って人生と向き合ってほしい」
そんなに難しく考えなくてもだいじょうぶ。
今後どんな生活をしたい?それならどんな働き方がいい?年齢と経験を重ねた40代の看護師だからこそ、自分に向き合うことでいい仕事に出会えます。
転職でお気に入りの働き方が見つかる
年齢と経験を重ねた看護師なら、「今後の人生のためにどのように働くか」を明らかにできます。
そして様々な職場から求められる人材でもあります。
ぜひ自信を持って転職活動を進めて下さい。
焦らなくてもきっとお気に入りの働き方を見つけられますよ。
自分1人で職探しをするのはあまり効率的ではないので、「使えるものは使う」の精神で、無料でサポートしてくれる転職サイトへの登録をおすすめします。
紹介された職場に必ず転職しなくてもいいんです。
登録して、プロの転職スキルを学びつつ、あなたにとって良い仕事を選択して下さいね。
では、40代看護師のあなたがお気に入りの働き方に出会えますように。
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